歴史と伝統、自然の恩恵を受けて

喜多方は、万年雪をたたえる飯豊連山がもたらす豊富で良質な水、そして扇状地には豊かな土壌に恵まれ、米作りに適した環境があります。そこで喜多方では古くから酒造り、味噌醤油醸造が盛んでした。これらに共通するのは、ほこりや雑菌を嫌い、一定の気温を保つためには蔵が適していました。それが蔵の街のゆえん、喜多方の光景です。現在も10軒ほどの蔵元が醸造業を営んでいます。

このように、喜多方の特産品として挙げられるのは、日本酒です。昔からの伝統を守り、新しい技術を加え、喜多方ならではの日本酒が作られています。味噌や醤油も同様に、歴史を引き継ぎ、新しい時代にも受け入れられています。

その他、特産品として漆器があります。盆地の気候の恵みを受けた木地と漆のツヤ、技術は職人によって受け継がれています。会津漆器の魅力は、漆を塗った面は、柔らかな光沢の中に暖かさがあり、漆の持つ保湿性がしっとりとした感じに仕上がっているところです。桐を使った工芸品も喜多方の特産品として有名です。

いずれも、会津、喜多方の山や川、豊富な水と気候の恩恵を受け、昔からの伝統と歴史を今に伝えています。